簡単実験・化学反応で風船をふくらませよう!重曹とクエン酸―ペットボトルで炭酸ガスが発生

こんにちは!台所実験家サッキィです。
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目次

今日の実験「化学反応で風船をふくらませよう!」

必要な時間 5分
難易度 ★★☆☆☆

お風呂のバスボムのシュワシュワを集めたらすごい量のガスが出ているはず!それらを使って風船をふくらませてみた!

この実験をするには・・・

用意するもの

・クエン酸
・重曹
・水
・風船
・ペットボトル

手順

1.風船の中にクエン酸を入れておく

2.ペットボトルの方には重曹・水をいれておく

3.2に1の風船を(中身がペットボトルに入らないよう)セットする

4.風船の中身のクエン酸をペットボトル内に入れる

5.反応が終わるまで放置

結果

・クエン酸と重曹が混ざるやいなや風船が瞬時に膨らんだ。その後も膨らみ続け十分大きいサイズまで膨らんだ。
・反応が終わった後の液体をなめてみると、シュワシュワ炭酸のようになっていて、味は塩水のような酸っぱいような何とも言えないマズい味だった。

台所実験家サッキィの解説

ここではバスボムがなぜ風船が膨らんだのか分かりやすく解説していきます。
まず、風船をふくらませたガスの招待は、炭酸ガス(二酸化炭素)です。
今回反応しているのはクエン酸と重曹です。
クエン酸は酸っぱい酸性、重曹はその反対のアルカリ性の性質があり、それが合わさると打ち消し合って中性になります。
その時、重曹についている炭酸(-HCO3)がクエン酸の(-H)の部分と反応して炭酸ガス(CO2)が発生します。

反応前:C(OH)(CH2COOH)2COOH (クエン酸) + 3NaHCO3  (重曹)→ 
反応後:C(OH)(CH2COONa)2COONa + 3CO2 (炭酸ガス) + 3H2O (水)

今回の配合はクエン酸と重曹の割合が同じになっているのですが、最後に舐めたときの味は重曹の味(しょっぱい)が勝っていたので反応しきれなかった重曹が少し残ったことが予想されます。
また、シュワシュワ炭酸水のようになったのはなぜでしょう?
炭酸水は、水に二酸化炭素(炭酸ガス)が溶けた液体です。
今回残った液が炭酸水みたいになったのは、発生した炭酸ガスがペットボトルと風船の中で閉じ込められ、空気中に逃げられず、再び液体に溶けたからです。

まとめ

この実験は子どもと一緒にやるととても盛り上がること間違いなしです!
とても簡単なので是非作ってみてくださいね。

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