夏の日焼け対策は『手作りアロマ日焼け止め乳液』でバッチリ

こんにちは!台所実験家サッキィです。
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目次

今日の実験 夏の日焼け対策は『手作りアロマ日焼け止め乳液』でバッチリ」

必要な時間 20分(待ち時間60分) 
難易度 ★★★☆☆

用意するもの

・芳香蒸留水(化粧水、水でもOK) 50g
・ベースクリーム 5g
・微粒子酸化(二)チタン 小さじ1
・酸化亜鉛 小さじ1
・グアガムパウダー  小1/2
・好きな香りの精油(ネロリ 2滴・フランキンセンス 2滴)

手順

1.乳鉢にベースクリームと酸化チタンと酸化亜鉛を加え滑らかになるまですり混ぜる

2.芳香蒸留水にグアガムをとかしてとろみをつけておく(水や化粧水でもOK)

3.1に精油で香りをつける

4.3を2で溶きながら滑らかな乳液状になるまで混ぜる

結果

今回は乳液タイプといことで仕上がりはサラッとした塗り心地になりました。
市販の日焼け止めクリームと成分はさほど変わらないので、「手作りだから安全」ということではありませんが、好きな香りにしたり配合を自分の肌に合うように変えたりできるのが手づくりの醍醐味かなとおもいます。

台所実験家サッキィの解説
制作にあたってのリサーチなど

ここでは手作りの日焼け止めクリームがなぜ効果があるのか?どれくらい効果があるのかについて解説したいと思います。

日焼け止めが効く原理

日焼けの原因と言えば何といっても紫外線(UV)です。
この紫外線は波長の長さによって4分類されます。
 ①長波長紫外線 UVA:320~400nm
 ②中波長紫外線 UVB:280~320nm
 ③短波長紫外線 UVC:190~290nm
 ④真空紫外線  VUV:100~190nm
4つの紫外線のうち、大気中にあるオゾン層を透過してくるのは①UVAと②UVBで特にUVBの影響が一番大きいとされています。
そこで今回日焼け止め成分として用いた2つの成分の出番です!
これらの成分は紫外線を吸収する性質があり、肌の表面でブロックしてくれます。
 酸化チタン→(260~400㎎を吸収)
 酸化亜鉛 →(260~370㎎を吸収)

日焼け止めに関する用語解説

市販の日焼け止めを購入すると、SPFやPAなどといった単語が書いてあります。
SPFとはサンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略で、UVBに対する防御指数を示します。例えば、SPF3のものは何もつけてない状態の3倍なので3時間日に当たっても何もつけていない1時間と変わらないということになります。
SPF15以上のものは優秀ですが20以上になると大差はないそうです。
PAは「プロテクショングレードオブUVA(Protection Grade of UVA)」といい、PA+からPA+++の3段階に分けられています。最近ではPA++++などの商品も出てきているようです。

まとめ

今回は日焼け止め乳液を自作してみました。日焼け止めオイルやファンデーションに応用しても面白いかもしれません。
混ぜるだけで簡単にできてしまうので、是非皆さんもチャレンジしてみてください!

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