バスボムの配合と「酸性?」「アルカリ性?」水質の変化

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(動画もあるのでみてね)

目次

今日の実験「バスボムの配合と『酸性?』『アルカリ性?』水質の変化」

必要な時間 10分
難易度 ★☆☆☆☆

入浴剤を入れるとその成分は直接肌に触れるのでお湯のpHによって肌に及ぼす影響があるかもしれないと思い、その水質が酸性よりになるのか、アルカリ性よりになるのか調べることにしました。

この実験をするには・・・

用意するもの

<配合の違う3種類のバスボム>
       ①  ②  ③
・塩     小2 小2 小2  
・クエン酸  小2 小3 小4
・重曹    小4 小3 小2

・リトマス試験紙

小:小さじ

手順

1.上記の配合の通り3種類のバスボムを作る。
  材料を混ぜて丸く握り固める

2.お椀にぬるま湯をはり、3個をほぼ同時に投入し、泡の出方などを観察する

4.リトマス紙につけて水質の変化を確かめる

結果

発泡が長く続いたのはクエン酸が多いレシピでした。
水の酸性度はクエン酸が多いレシピで酸性、重曹が多いレシピでアルカリ性、1:1のレシピでややアルカリ性よりでした。

台所実験家サッキィの解説

ここではバスボムがなぜシュワシュワするのかはこちらの記事で解説しています。
是非読んでみてください。

≪発泡時間について≫
結果では、クエン酸が多いレシピが長く発砲し続けました。
これは、今回用いたクエン酸の粒子が重曹よりも荒く溶けるのに時間がかかるからではないかと考えました。もし、クエン酸の粒子が重曹と同じくパウダー状であったなら発泡時間にさほど差が出ないかもしれません。

≪バスボムを投入した時のお湯の性質について≫
塩、クエン酸、重曹の水溶液の酸性度は、塩:中性クエン酸:酸性重曹:アルカリ性を示します。
理論上、クエン酸と重曹の重量比が1:1.25になると両社が完全に反応しきって、溶液の酸性度は中性に近づくことが考えられます。
今回は重量比ではなく、体積比(小さじ)ではかったのですが、同じ体積で比較した場合、重曹はクエン酸の1.25倍以上の重量でした。(粒の大きさに寄るので製品によって異なります)
そのため体積比が1:1でも重曹の方が重量が多い分、反応しきれず余ってしまったため、溶液はアルカリ性側に傾いたことが考えられます。

まとめ

バスボムは配合によって、お風呂の酸性アルカリ性の性質が変わってしまうことが分かりました。
つまり、バスボムを入れた後のお湯の性質は酸性側かアルカリ性側かのどちらかに傾く可能性がたかいです。バスボムを入れた後で、肌がヌルヌルスベスベするのは、お湯がアルカリ性側になっているからかもしれません。そこでお風呂から上がるときは、シャワーで体を軽く流すことをおススメします。

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