色が変わる?!しらたきサラダ

こんにちは!台所実験家サッキィです。
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さっそく今日の実験をご紹介!
(動画もあるのでみてね)

目次

今日の実験「色が変わる?!しらたきサラダ

必要な時間 20分
難易度 ★★★★☆

色が変わるカメレオン焼きそばに続いてしらたきの色が変わる実験をしてみたいと思います。いったい何色になるでしょう?!早速やってみましょう。

この実験をするには・・・

用意するもの

・しらたき      一袋g    
・紫キャベツ    1/8玉
・コーンやシーチキンを一緒に和えると美味しい♪
・マヨネーズ    お好み
・塩         適量

※マヨネーズだけで塩気が足りない場合は塩で味をしめます。
 味付けは味をみながらお好みで付けてください。

手順

1.紫キャベツを千切りにします。
  しらたきも食べやすい長さに切り茹でてあく抜きしておく。

2.少量の水でキャベツを煮出し色素を出す。

3.しらたきとキャベツを合わせ炒り煮にしながら水分を飛ばす。

 ☝ここが変色ポイン!

4.マヨネーズを和える

 ☝ここが変色ポイン!

5.コーンやシーチキンを入れ、味を整えたら出来上がり♪

実験の結果

≪色の変化≫
2分で裏返したものはこんがり焼き色が付きました。
1分で裏返したものの焼き色は2分のものと比べて薄かったです。
とはいえ、色の差はさほど大きくなく、両方とも著しい退色は見られなかったです。
さらに焼いたものはフライパン接触面が茶色く変化していきました。
≪食感の比較≫
2分ずつ焼いたものは1分のものよりこんがり表面がさっくり中はふっくる焼けたのに対し、1分ずつのものはしっとりベタっとした仕上がりでした。
2分程度焼いたものの方がパンケーキの良さを出せていたました。

※今回焼いたサイズは直径5センチ程度の小さいサイズ

結果

【変化1】しらたきに紫キャベツを合わせるとしらたきは緑がかった青色になりました。

【変化2】その後マヨネーズと和えると明るい紫色になりました。

台所実験家サッキィの解説

しらたきの色が変わる理由をここでは分かりやすく説明します。

紫キャベツにはアントシアニンという色素が含まれています。

アントシアニンは酸性〜中性~アルカリ性に変化する過程で色が変わるという特徴を持っているんです。

紫キャベツのPHによる変化

酸性のとき: 赤紫色
中性のとき: 紫色
アルカリ性のとき: 青紫色

今回は、実験の最初は紫キャベツは紫色でした。しらたきに和えたら青く変化したということは、しらたきがアルカリ性であることが予想されます。
しらたきはこんにゃくの一種なのですが、こんにゃくはこんにゃく芋と凝固剤(水酸化カルシウムなど)から作られます。実はこの凝固剤がアルカリ性の物質であるためしたらきはアルカリ性になっています。
次にマヨネーズを入れると紫色になりました。青色から紫色に変化したということは、アルカリ性側から酸性側に変化したことが予測されます。
マヨネーズは卵黄と油とお酢でできています。このお酢が酸性の正体です。
お酢で酸性側に偏りましたが、こんにゃくの凝固剤と打ち消し合って中性より(紫)になっていることが考えられます。

まとめ

焼きそばの回とはまた違った変化が見られましたね!
とっても簡単なので是非おうちでもやっていみてください。

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