こんにちは!台所実験家サッキィです。
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さっそく今日の実験をご紹介!
(動画もあるのでみてね)
目次
今日の実験「麺の色が変わる『塩』焼きそば」
必要な時間 15分
難易度 ★★☆☆☆
子どもがビックリするくらいモリモリ食べる「色が変わるカメレオン焼きそば」の実験では麺を炒めた時と、ソースを入れた時の2回色が変わりました。
2回目はソースの酸味(酸性)で色が変わりました。それならば、塩焼きそばだったら色は変わらないのでしょうか?
早速やってましょう♪
この実験をするには・・・
用意するもの
・紫キャベツ
・焼きそば
・焼きそばソース(塩味)
※実験に必要な材料は以上ですが、ほかの具材(肉や野菜)を入れる場合はお好みで!
手順
1.紫キャベツを千切りにします
2.千切りにしたキャベツを炒めます。
3.炒めながら水を加え、炒め煮にして色素を水の方に出します。
4.麺を加え、ほぐしながら焼いていきます
☝ココが色が変わるポイント!
色は何色に変わったかな?!
5.麺に火が通って麺の色が変わったら、ソース(塩)を加えていきます
今回は粉末状でした
☝ココが色が変わるポイント!
液体ソースのように変化するかな?!
6.全体にソースがいきわたったら、盛り付けて完成♪
実験の結果
・紫キャベツに中華麺を入れると緑色になった!
・調味料を加えると緑色が薄くなった!
台所実験家サッキィの解説
焼きそばの色が変わる理由をここでは分かりやすく説明します。
紫キャベツにはアントシアニンという色素が含まれています。
アントシアニンは酸性〜中性~アルカリ性に変化する過程で色が変わるという特徴を持っているんです。
酸性のとき: 赤紫色
中性のとき: 紫色
アルカリ性のとき: 青紫色
今回は、実験の最初はキャベツは紫色で、麺の色は黄色でしたよね?
この時キャベツは中性ですが、実は麺は「かん水」というアルカリ性の水で作られているのでアルカリ性になります。
それで二つが合わさると、紫→青になるかと思われますが、そこにもともとの麺の黄色が加わって緑となるわけです。子どもの時に勉強した色の足し算みたいですね。
その後また色が変化したのはどうしてでしょうか?
最後に加えたのは焼きそばソースでした。
前回の液体ソースとは違い塩味のソースでしたが、結果は緑が薄くなりました。
特に直接ソースがかかった部分から色が抜けていきました。
塩味のソースでも色の変化が起こったのはなぜでしょう?
紫キャベツの色素は「酸っぱい」酸性の性で青から赤に変化するので。ソースの中に酸を示す成分があるか見てみましょう。
上の写真には焼きそばの原材料が書かれています。
「添付調味料」の部分がソースの原材料を示しますが、その中の「酸味料」がその名の通り酸性の性質を持っています。
それでキャベツは赤紫に変化します。これに伴い麺の黄色に戻ったというわけです。
しかし、酸の量が多くなかったため一部だけしか変化せず、緑色も若干残ったようです。
☝もっと甘酸っぱくて色が薄い(茶色くない)ソースで作ったらどうなるかな?
まとめ
今日の実験は前回とはまた違った変化で面白かったですね。
みなさんも是非やってみてください!
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