しらたきとゴボウを一緒に炒めたら、色が変わった!

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(動画もあるのでみてね)

目次

今日の実験「しらたきとゴボウを一緒に炒めたら、色が変わった!

必要な時間 20分
難易度 ★☆☆☆☆

前回、色が変わるしらたきのサラダで

この実験をするには・・・

用意するもの

・しらたき 1袋
・ゴボウ  1/2本
・甘酢(すし酢、ラッキョウ酢など)※
・塩 少々

※甘酢は今回ミツカンさんの「かんたん酢」を使用しました。
 それだけで味のバランスが整っているのでお手軽でした。

手順

1.ゴボウを千切り、しらたきは食べやすい長さに切る。

2.フライパンに油をしき、しらたきとゴボウを炒める

☝ここが変色ポイント

3.調味料を加え味付けする

☝ここが変色ポイント

実験の結果

【変化1】しらたきとゴボウを一緒に炒めると黄色く変化しました。
【変化2】調味料を加えるとしらたきの色が白に戻りました。

台所実験家サッキィの解説

今回しらたきの色が変わった理由を分かりやすく解説します。
しらたきに入っている水酸化カルシウムなどのこんにゃく凝固剤はアルカリ性の性質です。ゴボウには「クロロゲン酸」(ポリフェノールの一種)という成分が含まれています。 このクロロゲン酸こんにゃくのアルカリ成分に触れることによって緑色に変色します。
今回の実験はしらたきが緑色に変化することを期待して行ったのですが、緑にはならず、黄色に変化しました。ゴボウのクロロゲン酸は皮の部分に多く含まれます。今回ゴボウの皮を金たわしで削って剥がしたため、クロロゲン酸が少なくなってしまったのが原因ではないかと考えられます。
次回は皮を残して実験してみたいと思います!

↓以前に行った実験ではあく抜きをし過ぎて全く色が変わりませんでした↓

まとめ

今回はゴボウで色が変わるしらたきの実験をしてみました。
食材や調味料のpH(酸性度)によって食品に含まれる色素が変化する実験は子どもたちにもウケがいいです。嫌いな食べ物もこうすることで食べてくれるきっかけになればいいなと思います。

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